◎社会福祉協議会や老人福祉施設協議会、また介護施設の職員向けの研修の一例を企画させて頂きました。研修や施設内勉強会等のお問合せは、下記の「講師依頼の流れ」をご覧ください。
◎対面研修のほか、オンライン(ZOOM)での研修にもご対応しております。当方からZOOMのID/パスワードを発行し研修環境をご用意することも可能です。
令和6年度介護報酬改定により「高齢者虐待防止」「身体拘束廃止」の取り組みが厳格化されました。高齢者虐待とは何か、不適切な身体拘束とは何を指すのかということを個人やケアチームが正しく認識し、相互関係のなかで取り組むことが非常に重要です。これら対応を未実施の場合は「減算」が適応されるなど厳しいペナルティも迫られています。今回の改定をうけて省令を読み解きながら、委員会の設置、指針整備など求められる対応方策について、介護にかかわるすべてのスタッフが認識を一つにできる研修となっております。
《プログラム》
①高齢者虐待防止とはなにか?
②身体拘束とはなにか?
③R6年度介護報酬改定による虐待防止関連
の動向
④高齢者虐待防止の体制づくり
1)虐待防止検討委員会の設置
2)虐待防止指針の整備
3)研修企画と進め方
⑤一人ひとりがどう取り組むか!
令和6年度の介護保険制度改正により、「身体的拘束等の適正化のための措置」が厳格化されました。これは基準において、「委員会の開催等、指針の整備、研修の定期的な実施」について講じることを義務化するものです。これにより、介護老人福祉施設などの入所系サービス事業所、デイサービスなどの通所系サービスをはじめとする多くの介護事業においては全職員に対して『高齢者虐待防止のための研修』の受講が必要となりました。この研修では、具体的に何が身体拘束にあたるのか、またどのような対策を講じておく必要があるのかなど、身体拘束や不適切ケアの防止についての基礎知識についてご解説する研修内容です。
《プログラム》
①高齢者虐待防止とはなんだろう?
②介護施設における感情労働
③緊急やむを得ない身体拘束とは?
~基準確認・スタッフ理解の確認~
④3原則と不適切ケアの線引き
⑤不適切な身体拘束の廃止と適正化
⑥高齢者の権利擁護についての基礎知識
⑦カンファレンス・記録・説明同意
令和6年度の介護保険制度改正により、「高齢者虐待防止措置未実施減算」が導入されました。これは「虐待の発生又はその再発を防止するための委員会の開催、指針の整備、研修の実施、担当者を定めること」についての措置をすべての介護事業者が実施することを義務化するものです。介護職は、多様なニーズに即した専門性を問われるなかで、煩雑で多忙な介護業務に追われ、ストレスをため込みながら業務を行っています。気づかないうちに苛立ちなどの感情を伴い、不適切なケアが習慣化し、それが虐待の引き金になってしまうケースも散見されます。不適切ケアとは何か、虐待の要因とは何かなどエビデンスを示しながら防止策と権利擁護について具体的にご解説する研修内容です。
《プログラム》
①高齢者虐待防止とはなんだろう?
②介護施設における感情労働
③不適切ケアからつながる虐待とは
④イライラしやすい介護対応場面
⑤高齢者の権利擁護についての基礎知識
⑥施設で取り組む虐待防止の取り組み
⑦虐待防止の事例検討
高齢者ケアに携わる看護・介護職は、常に感情を酷使する労働を行っています。厚労省によると、認知症の方が被虐待者となる割合が非常に高いという調査結果も示されています。意思疎通が困難な利用者と介護を通じて関わるなかで、どうしてもイライラしてしまうというケースもあるかもしれません。この研修は、そのような介護施設の看護・介護スタッフと労働環境のあり方を研究し、その知見をもとに構成させて頂きました。ついカチンときてしまった、ストレスをため込んでしまったなど、不適切ケアや虐待の引き金となる要因を理解し、怒り感情とどのように向き合うべきか、アンガーマネジメントの捉え方、取り組み方についても解説していきます。
《プログラム》
①介護施設の労働環境と感情労働
②不適切ケア・虐待の要因と捉え方
③介護場面でのイライラ感情の生起
④アンガーマネジメントとは・・・
⑤怒り・イライラ感情の捉え方・向き合い方
⑥個人での取組み、職場組織での取組み
⑦メンタルケアの取り組みと事例検討
近年、利用者・家族の施設に求める意向も高まってきています。施設の介護方針と利用者家族の要望のすれ違い等から生じるクレームやトラブルも増え続けています。カスカラ(カスタマーハラスメント)等、一見すると理不尽な苦情も散見されるなどその対処には新たなスキルと準備が必要です。この研修は、クレームやトラブルの傾向を理解し、その対処について解説していきます。
《プログラム》
①いまどきの介護施設のトラブル事情
②改めて苦情をどう捉えて活かすか
③利用者・家族との連携 6つのポイント
④名瀬クレーム・トラブルになるのか
⑤インシデント・アクシデントの報連相
⑥ひやりはっと記録の記載例
a)ベッドからの転落の記載例
b)食事中の誤嚥
⑦事故報告書の記載例
a)ポータブルトイレの転倒
b)余暇時間の急変
地域包括ケアシステムの構築に向け、それぞれの事業所では、より一層の多職種連携が求められています。そのような中で生活相談員もケアチームの一員として、地域と施設の間に立ち利用者への直接的・間接的支援が期待されています。この研修では、これからの現場を支えていくための生活相談員の基本となる専門機能とその役割について解説していきます。自分の役割を明確化できずに葛藤してしまうことが多い相談員について、基本を踏まえながら、また根拠ある研究知見に触れながら、いま期待されている重要な専門性について一緒に確認していきましょう。*この研修は、これまで多数の生活相談員の皆さまに、ご参加頂いている基本研修です。
《プログラム》
①生活相談員の業務範囲はどこまで?
②相談員業務にはチャンネルの切替が必要
③相談員業務のカテゴリー仕分けによる整理
④相談員に必要な7つの専門機能とその活用場面
⑤相談員の周辺業務をどう中核業務に位置づけ、優先的に仕事を組み立てるか!
⑥相談員の二側面「ジェネラリスト」と「スペシャリスト」
⑦相談員に必要な仕事力と役割発揮のコツ・時間活用力・総合調整力・洞察力
⑧相談員が陥りやすい困難事例と解決策
多忙な介護業務の中で記録は業務の効率化の重要な課題とされています。記録の目的と正しい書き方の基本を知ることで、時間を費やさずに伝わる文章を書くことができます。どこをどのように書けばコンプライアンス(法令遵守)に沿った介護記録のなるのか…日々悩まれている皆様に事例を・文例を交えて「書き方のルールとコツ」をわかりやすくお伝えする研修です。
《プログラム》
◆記録の目的と種類
①情報を記録して残すのはなぜか?
②介護サービスを積み重ねる記録
③振り返りはどう行うのか?
④記録の種類
◆介護記録の書き方のコツ
⑤「どう書くか」ではなく「何を書くか」が大切
⑥記録を書くための観察ポイント
⑦見たままの事実を書く
⑧書いてはいけないタブー語とは
⑨リスクマネジメントとしての記録法
◆使える文例のポイント
⑩食事、入浴、排泄、認知症ケアなどの記録の改善例
⑪ケアプランを意識した記録の書き方
【講師依頼の流れ】
1.お問合せ・ご相談 ➡梅沢宛に直接メールにて連絡(ご相談)をお願い致します。
メールアドレスは「お問い合わせ」に記載がございます。
2.研修内容(テーマ)、希望日時(何時間)、ご予算など遠慮なくお知らせください。
3.上記の研修案のほか、予めご検討されているテーマや内容がありましたらお教えください。
4.ご不明点やご希望など、お問合せください。
【講師料など】
■講師料
●1時間あたり=20,000円(税込)を基準額としております。
例:90分=30,000円,120分(2h)=40,000円,3h以上(半日/1日研修)=応相談
※ご予算などございましたら検討させて頂きますので、遠慮なくご相談ください。
■対面出張研修の交通費は別途 実費でのご請求となります。ご了承ください。
●出発起点駅:東京駅
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から